山田芳人さんのらんちゅう飼育 2016年12月

11月の大会が終わり、12月に入ってからのらんちゅう飼育はすっかり「休眠状態」という方も多いのではないでしょうか? 実際、水温が下がってきて餌を与えることもなくなってしまうと、あれだけ忙しくやっていた水換えの回数もほんの数えるほどになります。
弊社の当歳魚たちも、最近はあまりその姿をじっくりと観察していません。

先日、弊社の「特撰金魚の餌 星更紗」シリーズの監修をお願いしている山田芳人さんから「2017年版らんちゅうカレンダー」が届きました。dscn7348

さっそくペラペラとページをめくってみると、今年山田芳人さんが東大関を獲得したらんちゅうが、なんと2匹もどーんと大きく掲載されていました。他の方々のらんちゅうは、もっと小さいサイズの写真で掲載されているのです。dscn7349

個人的には右側の個体の方が思い入れがあります。このらんちゅうは当歳魚の頃から何度も撮影してきていますし、何より「星更紗」の広告に登場しているくらいですから。これはどうでもいいことですが、らんちゅうとしてはじつは左側の方が好みのタイプ。こちらも当歳魚のときから何度も見せていただいていました。%e8%a6%aa1

こちらが、上のらんちゅうの当歳の9月頃に撮影した写真です。大会に出品するにはちょっと小さ目だったこともあり、この年は品評会デビューしませんでした。dsc_8555

ちなみにこのらんちゅう、今は海外に行っていて、先日現地で開催された日本式のらんちゅうの品評会でも上位入賞を果たしたのだそうです。下の写真はその品評会でのようすです。img_31130

hoshisarasa話はかわりますが、ときどき、「浮き餌なんかでちゃんと育てられるの?」とか、「山田さん、本当に使ってるの?」というご質問をいただきます。
もちろん山田芳人さんは、ずっと浮上性の餌をメインに使用されています。そして、実際に今年のようなすばらしい結果を出されています。現在沈下性の餌を使用している方は、来年は一度浮上性の餌も試してみてはいかがでしょうか?dsc_7154